渦流探傷器 VMEC-2HCT
自動検査に適した防塵・防滴の2chモデル
金属部品の割れ検査・異材判別に最適
周波数:2Hz~14MHz
感度:0~100B
フィルタ:ハイパス・ローパス(0-3,900Hz)
プローブドライブ:1~20V
アラーム:ボックス
画面表示:位相平面
VMEC-2HCTは、コストパフォーマンスに優れた2チャンネルの渦流探傷器です。PCとUSBで接続し使用します。密閉構造のため粉塵による故障の心配が無く、外部機器へのアラーム出力が可能なため、工場での金属部品の割れや異材判別のインライン自動検査にも使用可能です。
それぞれのチャンネルは、ゲイン(感度)、位相、アラームを独立して設定することができます。2Hz~14MHzの幅広い周波数レンジに対応、1秒間に8,000点の高速測定、さらにプローブドライブには最大20Vの電圧が設定可能でパワフルな検査が可能です。
アイコンを多用した分かり易くシンプルなメニュー体系を採用し、直感的に操作する事ができます。また、測定データや探傷画面の保存もアイコンをクリックするだけで実施することができます。
VMEC-2HCTは、今までにない圧倒的なサイズを実現した、コストパフォーマンスに優れた手のひらサイズの2チャンネル渦流探傷器です。
特徴
アラーム出力を備え、インラインでの自動検査にも対応する防塵・防滴設計の渦流探傷器
防塵・防滴構造(IP65)により、粉塵の多い工場でも安心して使用できます。
優れた基本性能
2Hz~14MHzの周波数レンジ、1秒間に8,000点の高速測定、あらゆるコイルに対応する1~20Vのプローブドライブ
周波数:2Hz~14MHz
高周波は表面の微細な欠陥の検出に、低周波は表面直下の欠陥検出や異材判別に用います。
サンプリング:最大8000
高速での検査に対応するため、最大で1秒間に8000点の測定が可能です。微細なきずも見逃すことなく検出します。
プローブドライブ:1~20V
コイルの小さいプローブには5~10V、大きいプローブには15~20Vの高電圧をかけることで、より感度よく測定ができます。
各チャンネル独立してアラーム設定が可能
各チャンネルに独立してアラームを設定することができます。またチャンネル1には2つのアラームを割り当てることもできます。
分かり易い直感的なメニュー
ホームメニューと設定メニューの2階層のシンプルな構成、右側のサイドメニューにはアイコンを設置
ホームメニュー
設定メニュー
310gの超軽量、USB駆動のハンディサイズの渦流探傷器
場所を選ばずどこでも使用する事ができます。
プローブ・試験片
仕様
正面
背面
上面
底面
側面
周波数 | 2Hz〜14MHz |
ゲイン | 0〜100dB |
チャンネル数 | 2チャンネル |
画面表示 | 位相平面 |
トレース表示 | 0〜10秒 |
ローテーション | 0〜359°(1°単位) |
対応プローブ | アブソリュート、ディファレンシャル アブソリュート・リフレクション、ディファレンシャル・リフレクション |
プローブドライブ | 1〜20V |
プローブ接続 | Fischer Triax |
フィルタ | ハイパス:0〜3,900Hz ローパス:0〜3,900Hz |
アラームタイプ | ボックス |
アラーム出力 | BNC |
サンプリングレート | 最大8,000/秒 |
寸法 | 約82(W)× 128(L)× 45(H)mm *突起部含まず |
重さ | 約310g |
電源 | USB給電 |
PC接続 | USB |
構成内容 | 本体、USBケーブル、取扱説明書、保証書、校正証明書 *PCは付属しません |